データ知的財産と海外知財リスクを対象とする全国初の総合保険がこのほど、江蘇省揚州市で導入された。同保険はデータ知的財産を補償対象に組み込むとともに、高価値特許やグローバル特許戦略を踏まえ、国内外の特許侵害損失補償、国内外の侵害責任補償、高価値特許重点補償などから成る「6重保障」体系を初めて構築した。
揚州市の知的財産主管当局によれば、1枚の保険契約で6種類の知的財産リスクをカバーする取り組みは全国初であり、企業の権利保護コスト軽減や海外リスク分散に資するという。
保険加入企業の揚力集団は高級精密設備製造分野の大手企業で、製品を数十の国・地域へ輸出している。同社は長年にわたり、工業データのアルゴリズムモデルや設備運転の中核データセットなど、多数の開発成果を蓄積してきた。
同社関係者は、データ侵害や漏えいが発生した場合、企業競争力の低下や損失の算定困難につながると指摘する。また、海外では知財侵害訴訟における立証の難しさや高コストが課題となっており、今回の保険制度は企業の海外権利保護を支える重要な手段になるとの見方を示した。
出所:中国保護知識産権網
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