上訴人が盎億泰地質微生物技術(北京)有限公司(以下、盎億泰公司)、英索油能源科技(北京)有限責任公司(以下、英索油公司)、羅氏、李氏であり、非上訴人が胡氏、張氏である技術秘密侵害事件において、最高人民法院知的財産権法廷は、英索油公司、羅氏、李氏、胡氏が権利侵害になっているため、直ちに侵害行為を停止し、経済的損失200万元及び合理的支出50.7万元を連帯して賠償するという最終判決を下した。
本件において、盎億泰公司は「技術独占実施権付与契約」により本件技術秘密を取得し、微生物による石油とガスの探査に用いている。羅氏、李氏、胡氏、及び張氏は全て盎億泰公司の元社員であり、そのうち、羅氏が英索油公司の法定代表者である。原審法院は、英索油公司へ証拠保全を行った際に、以下の事実を発見した。李氏、胡氏が在席し、李氏のパソコンに保存している「微生物による石油・ガスの探査と採掘に関する技術規則」(起草者:羅氏、胡氏)が盎億泰公司の主張した秘密ポイント1、2、3、45、7、8、9、12の媒体内容と完全に一致しており、「微生物による石油・ガスの探査における海底堆積物の測定基準」が盎億泰公司の主張した秘密ポイント13~16の媒体内容と完全に一致しており、「施工プロセス」「1607と0333ブロック微生物による石油・ガスの探査プロジェクトの中間成果81」 と盎億泰公司の主張した秘密ポイント9の媒体内容と基本的に同じである。
2017年5月に、英索油公司の洛克石油(中国)公司の洛克プロジェクトを落札した。この業務において、英索油公司が「微生物による石油・ガスの探査における海底堆積物の測定基準」を使用し、735万元を取得した。