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ARTICLE · 06 JULY 2018

インフラ開発のジレンマにグリーンボンドは効くか著者

Duane Morris LLP
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ベトナムを含む東南アジア諸国では、急成長とともに安定した資金源の確保が困難になってきた。

VietnamGovernment, Public Sector

翻訳:志澤政彦(Masahiko Shizawa)

原文: https://blogs.duanemorris.com/vietnam/2018/05/15/are-green-bonds-the-answer-to-vietnams-infrastructure-dilemma/

ベトナムを含む東南アジア諸国では、急成長とともに安定した資金源の確保が困難になってきた。

このことは、インフラ事業において顕著である。アジア開発銀行(ADB)の報告書によると、経済成長に伴い、2030年までにこの地域では2.8兆米ドルに相当する道路、橋梁、鉄道が必要になるとされている。

不安定さを増す政治情勢に直面している東南アジア諸国は、この先数年のインフラ開発の資金調達の選択肢としてより安全なものに目を向けている。「一帯一路」政策の下ですでに1兆米ドルものプロジェクトを支援してきた中国への過剰依存は、国内的解決策を経済が志向するにつれ、その規模が縮小されていくものであろう。従前に表明した境界線を踏み越えようとする中国の計画への恐怖は、資金の不正流用及び失敗したプロジェクトという具体的教訓と相まって、この地域周辺の国々に「一帯一路」の活用の再考を迫ってきた。

南シナ海の領域問題をめぐる政治的緊張及び増加傾向にある国際的な保護主義を前に、ベトナムのような国々は将来的な資金調達を自前で行う途を探る方向でいる。この地域全般で国家予算への負担は増加傾向にあり、この先数年で強く求められる成長のため投下すべき他の資金元を探そうとしている。一つの提案は、「グリーンボンド」の発行促進である。

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